初めてその存在を聞いた時、速攻で思った。
「食べたい。絶対食べたい。今すぐ食べたい。」
だって、絶対美味しいじゃん。カーペットバックステーキ。
カーペットバックステーキ
シルエットがカーペット生地の鞄に似ていることからその名前がつけられたステーキは、お肉の中に牡蠣が埋め込まれているステーキなんだよね。
1950年代にオーストラリアで大流行した料理なんだけど、日本で今現在常時食べられるレストランはほとんどなさそうなんだ。
今回は格之進でうっかり食べることができたんだけど、これは是非ともレギュラーメニューにして欲しい一品。
塊肉の中に生牡蠣を埋め込んで、そのまま焼くんだけどさ。
これ、味わい想像つくかな?
なんというか牡蠣が上質なステーキソースのように感じられる料理なんだ。
咀嚼すると口の中にジュワーーーって広がる牡蠣のミルキーな味わいと旨味。そして、お肉の甘みと旨味がしっかりと一体感を持って押し寄せて来て、肉と牡蠣の余韻が素晴らしくゆっくりと確実に続いて多幸感を感じられるような料理なんだ。
同じことをもう一回いうけど、牡蠣が上質なステーキソースに感じられるカーペットバックステーキは牡蠣とお肉が好きな人には是非とも食べていただきたい一品だよ。
そもそもお肉と牡蠣ってめちゃくちゃ相性がいいんだよね。
アメリカとかのステーキハウスだと必ずと言っていいほど生牡蠣があって、コースで頼むとステーキの前に生牡蠣が出てくることも多いんだ。
牡蠣の消化酵素でお肉も消化されやすくなるしね。
特に脂がしっかり乗ったサーロインなんかは牡蠣との相性バッチリ。カーペットバックステーキ以外にも最近は牡蠣とお肉の組み合わせの料理が結構出てきているよ。
こちらはすき焼き風のお肉で牡蠣を巻いた料理。
どちらかというと牡蠣の旨味の方が強く感じられて、お肉の旨味や甘さが牡蠣の旨味を引き立てるような感じなんだ。
牡蠣とお肉の組み合わせ。マジで美味しいんだ。
カーペットバックステーキ。めっちゃ美味いからね。これからマジで流行ると思うんだ。
今は裏メニュー的な扱いだけど、格之進82で事前予約をすれば食べることができるよ。予約時に必ず食べたいことを伝えてね。
熟成肉割烹 格之進82
050-5594-8823
東京都港区六本木7-14-16 リバースビル 1F
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
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