とにかくお店を出た後の満足感が半端なかった。
ちょっとずつ。ほんの少しずついろいろな味わいが楽しめる。
一つずつの料理のサイズは小さいけど、少量多品種で気付いたら本当にお腹いっぱいに。
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元ミシュラン一つ星。でも、そんなの関係ないくらい美味しい
すし匠斎藤は2009年にミシュランで一つ星を獲得。
それ以降は星はないけど食べログでは常に4点越え。予約は年内はとっくに埋まっていて極端に予約困難なお店はミシュランには掲載されないから、そういったこともあってミシュランには掲載されていないのかもしれないね。
さて、ミシュラン掲載店には寿司屋もかなりの数行っているけど、ここは全然負けていない。いや、むしろ僕の中では星三つってくらい美味しかったんだよね。
ご存知、東京の寿司業界の中ではかなりの勢力を誇る「すし匠」の系譜。大将の齋藤さんは四谷のすし匠から独立して10年以上経つけど、しっかりすし匠グループの特徴がそのまま受け継がれていて安定感が半端ないのだ。
お任せコース 27,000円
料理はお任せコースのみ。
すし匠の系譜らしく、おつまみと握りがランダムに出てきて、つまみには海ぶどうとわかめ、ガリがおかわり自由。
この海ぶどうが実に食欲をそそる美味しさなんだよね。
一品目はいきなり握り。軽く〆たキスでスタート。これがいきなり美味しくて美味。そして、醤油で炊いたアサリ。そして真鯛のつまみ。
驚きはヒラメのハラペーニョだ。中々の美味しさだ。辛さがなぜかヒラメとあっていい感じ。
続いて、焼いたツブ貝。しまえび。ヒラメの皮。アジの握り。
がごめ昆布(函館東海岸に生育している大変珍しい昆布の一種)のジュレが乗った青森のフレッシュなウニ。
ウニはさっきまで生きていてトゲをツンツンするとまだ動く感じ。まだまだ甘味は弱いけど、フレッシュな風味が楽しめた。
焼いたイワシがめちゃ美味。
アワビは塩加減が最高でめっちゃ美味。
タコ。
春子鯛にはカラスミが乗っていてなんというか旨味が凄くて、美味しさの掛け算が凄いことになってる極上の握り。
もずく酢
続いて毛蟹。最初に炊いた状態で持ってきてくれて蟹の身と蟹味噌、シャリと海苔。
贅沢で美味しい一品。やっぱ蟹美味。
トリガイは裏返しに握って食感が口当たり滑らかになる感じで。
縞海老の頭はカリッとした食感で真逆の食感が連続で出てくる面白い仕立て。
水茄子と、メザシ。
北海道の山わさびにネギと鰹節がたっぷりの醤油にイカをつけて食べる。
山わさびがかなり辛いので、ちょっとずつつけて食べてと言うことだったけど、ガッツリつけて食べても美味しい(笑)
イカがしっかり甘く、山わさびの辛さもしっかりの美味しいコントラスト。
昆布締めの金目鯛の握りはねっとりしっかり美味しい。
メヒカリの粕漬けは脂の旨みがすごくてジューシー。そして旨味と塩味が素晴らしい。
生うには山口県は萩の馬糞ウニ。こちらは旨味がしっかり。
ここからはお好みでオーダーが可能だ。
お腹はそこそこいっぱいだったけど、食べたい欲がすごくてガンガン食べちゃう。
カツオ、煮ハマグリ、函館のめっちゃ甘い紫うに、中トロの漬け、コハダ、お味噌汁。
車海老に穴子、いくら。
すし匠齋藤のスペシャリテ
そして、すし匠齋藤のスペシャリテとも言える料理はこの追加で頼む頃が可能だ。
おはぎ(中トロの叩きを握ったもの)は旨味がしっかり美味しくて申し訳ないくらい幸せ。
キュウリをガッツリ使って爽やかでサクッとした食感のかっぱ巻きは、シャキシャキとしていて〆にふさわしい一品。
あん肝は奈良漬けと合わせて。これが旨味やら甘味やらがさらにます感じになって美味。
最後はアイスを最中で
アイスはいろいろな味を選べるので、ココナッツときな粉のアイスをセレクト。
最中のサクッとした食感とアイスの美味しさがとっても美味しい!
すし匠齋藤
旬の食材。少量多品種。ネタごとに変える握りのシャリ。
何を食べても安定の味わい。とっても満足度の高い握りとつまみの数々で大満足。
すし匠 齋藤
03-3505-6380
東京都港区赤坂4-2-2 赤坂鳳月堂本店ビル 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13023988/
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
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