何度も何度もお店の前を歩いているはずなんだけど、意識しないと赤坂の雑踏の前では気づかなかったりするもんだよね。
むしろこのお店と同じビルの違うお店にも顔を出したことがあった気がする。
さて、僕はこう見えて素直だからね。誰かに「ここ美味しかったよ。行ってみて。」と、言われたら極力行くようにしているんだ。
ここもそうやって先輩が突然わざわざメッセまでくれて「美味かったぞ」と、教えてくれたので早速行ってみたんだよね。
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韓国系焼肉
行ってみると、いわゆるザ韓国焼肉!と行った雰囲気だったんだ。
ちなみに今日は沖縄は宮古島で事業をやっている友人がわざわざ赤坂まで来てくれての会食だよ。
久々に会う友人ってやっぱりさ、近況報告から入って、ちょっと思いだ話なんかしちゃってってところまでは大抵一緒なんだけど、そのあとは凄く深い話になるか、なんかはっちゃける方向に行くかで別れるよね。もち例外はあるけどね。
レストランのフルコースにストーリーや流れがあるみたいに、友人との代わりにもストーリーや流れがあるよね。
そんなこんなで、近況報告をしていたら飲み物と前菜が到着したんだ。
最近焼肉屋でよく見かけるジンと肉。サントリーがビーフィーターを使ってレモンと胡椒が入ったジントニックを肉専用ジントニックとして売り出しているんだけど、これが中々に飲みやすい。
さっぱりしているから、脂っぽいお肉ともあうし、山椒は人間の味覚を鋭敏にして他の食材の味を強める効果もあるからね。お肉の味わいをさらに感じさせてくるはずだよ。
それにしてもこちらのお店は頼むとすぐに出てくる。話の展開が早い友人のようにガンガンオーダーしたものが出てきて、2人用の席に座った僕らのテーブルの上はあっという間にお肉で一杯になってしまった。
ここはなんと言ってもタレが美味しいんだ。
甘辛くて複雑味があって甘い余韻と辛い余韻がバランスよく続くからタレをべっとりつけて食べたくなるタイプの焼肉屋さんだね。
特に特上ハラミは美味しかったなぁ。タレとの相性も抜群だったからこれはまた食べたい。
お肉自体の旨味はタレの味が濃いから僕みたいなスタイルで食べると、もうもはやわかりづらくなるんだけど、このタレなら食感と柔らかさだけしっかりしていればおいしくいける!というそんなスタイル。
せっかくだからプール焼き理論
せっかくだから格之進のプール焼き理論に基づいて焼いてみたよ。
片面だけしっかり焼いて、もう片面は余熱だけで焼くんだ。
一つの塊肉のように焼くんだけど、よく焼いた方はカリッとさせて、表面はジューシーな感じの食感を楽しめるんだよね。これが本当に美味しいんだけど、焼肉屋さんでやると、店員に「何やってんの?こいつ。」みたいな目でみられるのがちょっと・・・ね。いや、気にしないけどね。
ちなみにこの焼き方、でんじろうの THE 実験という番組でも取り上げられたんだけど、普通に焼くより美味しさの数値が上がっていることが番組内でちゃんと調査して証明されていたよ。
そんな中でも、友人の話は進む。
トングを持つ僕の手も進む。
話のテーマは酒を飲んでいるけどやや固めの話にシフトしてきて、「経営時の不採算要因および撤退ラインとマネジメント論」みたいな話になったんだ。
まぁ要約すると「すげーヤバい時ってどうしてるの?」って話。僕の話はとてもシンプルで「経営者が諦めるかどうか」に尽きると思うんだよね。
「諦めたらそこで試合終了だよ。」って言ったのは安西先生だけど、会社経営も一緒でさ、「諦めたらそこで会社終了だよ。」っていうこれだけ。ベンチャー企業の経営者なんて最後は根性論で押し通せばなんとかなるし、なんとかしてる人が多いんじゃないかな。
お肉も美味しく焼けるまで何度も練習する。これだけ。結局いかにお肉が美味しく焼けるかどうかっていうのは、いかに美味しくお肉を焼いてやろうかっていう志と試行錯誤なんだ。根性論なんだ。
って僕はなんの話をしているんだろうか。
そんなことを考えたり話したりしていたらお肉はいつの間にかシメのホルモンへ。
ホルモンには味がついているけど、タレがやっぱり美味しいからね。タレベタってつけて食べちゃった(笑)
このタレはご飯との相性もいいからね。うっかりライスの上に乗せちゃっても問題ないよ。
赤坂 炭火焼肉金星
赤坂見附にあるドンキホーテのすぐそばにあるこちらのお店。
いわゆる韓国系の焼肉屋さんで店員もお客さんも圧倒的韓国感が強いお店だよ。
昔、W杯の日韓戦をたまたまこういう韓国系の焼肉屋さんでテレビにながら観戦してたことがあって日本を応援しづらい雰囲気だったのをこの手のお店に来ると思い出すんだよね。
でもまぁ韓国系の焼肉屋さんて例外なくタレが甘辛くて美味しいんだよね。
あと、ハラミとかタンとかの内臓系が美味しいから、その辺りを頼んでおけばめっちゃ満足できるはずだよ。
赤坂 炭火焼肉 金星
050-5869-2704
東京都港区赤坂3-16-4 中村ビル 1F
余談 〜僕らの夜は長くて短いのだ〜
六本木に移動して、また赤坂に戻っておでんを食べて解散したんだ。
今度は「離島における観光客を中心としたアウトバウンド施策と島内住民の理解とローカルマーケティング」についてを語り合ったよ。
ま、一言で言うと、「観光客と地元の人をバランスよく集客したい」って話だね。
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
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