牡蠣ってさ。無性に食べたくなる時があるよね。
クリーミーで口の中でじゅわーって旨味が広がるようなタイプのジューシーな牡蠣も美味しいし、さっぱりして磯の香りが感じられるような岩牡蠣も美味しい。
とにかく牡蠣ってこう旨味が凝縮されている感じがあってさ。海のミルクって言われているけど、まさにそんな感じ。
僕が牡蠣を食べたくなった時に行くお店の一つが赤坂2丁目(駅は溜池山王)にあるヴィノーブルなんだ。
自宅から徒歩圏内でこのお店があるのが本当に嬉しい限りだよ。
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牡蠣の旬の話
ちなみに牡蠣って旬というと一般的には冬の11月くらいから2月くらいまでが旬と言われているけどこれは真牡蠣の場合だね。岩牡蠣の場合は5月くらいから9月くらいまでが旬だね。
でも、基本的に真牡蠣は産卵直前が本当は一番美味しいんだよね。産卵期は5月から8月くらい。産卵後は身が痩せてしまうからどうしても夏の真牡蠣はイマイチで、栄養を蓄え始めた10月とか11月が美味しいんだよね。でも、よくよく考えると産卵直前の4月とか5月とかの牡蠣っていうのが一番栄養を蓄えてて美味しいとも言えるよ。
岩牡蠣は産卵期でもそこまで身が痩せないって言われているんだ。
あと、真牡蠣はほとんどが養殖。岩牡蠣は養殖もあるけどほとんどが天然だったりと、普段あんまり意識していないだろうけど意識すると結構面白いんだ。
ヴィノーブルの牡蠣は大黒神島の牡蠣
牡蠣といえばやっぱり先ずは生牡蠣だよね。ヴィノーブルの生牡蠣は大黒神島の牡蠣なんだ。
大黒神島っていうのは瀬戸内海に数多くある島の中では最も大きい無人島なんだけど、瀬戸内海で最も海が綺麗な海域と言われている場所にあるんだ。
無人島だから生活排水もなくて、安心安全。牡蠣の話になるとよく話に出るノロウイルスは基本的には生活排水から出るからね。
また、海の塩分濃度がこの地域は高くて3.1%もあるため、身がしまっていてわざとあまり大きくならないように育てているみたいで、小ぶりだけど濃厚な味わいの牡蠣になるんだよね。
島に神ってつくこともあって、神の牡蠣とも言われるなんだかとてもありがたい牡蠣なんだ。
牡蠣のネーミングも面白くて、一度も産卵をしていないヴァージンオイスターや、島の先端で作られているから「先端」とか、同じ島の中でも種や種類を変えたりして色々楽しめるようになっているんだ。
そんなこんなで一年を通して色々な牡蠣を楽しめるようになっているよ。
牡蠣を使った料理も楽しめる
もちろん牡蠣を使った料理も楽しめるんだ。
カキフライをはじめ、牡蠣を使った定番料理も楽しめるんだけど、僕のオススメは牡蠣のオムレツパクチー添え。
オムレツの中にがっつり入った牡蠣。そしてパクチーの味わいがとても美味しいんだよね。
オムレツも卵はふわっふわでとってもジューシー。これは美味しいんだ。
あと、シメに必ず食べて欲しいのが牡蠣とポルチーニ茸の焼きおにぎりなんだけどこれが本当に美味しい。
ポルチーニの濃厚で旨味がしっかり感じられるおにぎりで中に牡蠣が入ってるんだけど、これがもう抜群に美味しいんだ。
ポーションも小さめだから、いい感じのサイズ感で美味しく食べることができるよ。
そして裏技なんだけど、生ハムを別でオーダーしてこの焼きおにぎりに巻きつける。で、生ハムの脂が少しおにぎりに染み込むまで待ってから食べるとこれがもうたまらない美味しさになるんだよね。ぜひ食べてもらいたい一品だよ。
牡蠣以外の料理も美味
もちろん牡蠣以外の料理もとっても美味しいんだ。
僕はここのパテドカンパーニュがめちゃくちゃ大好きで、行くと必ず頼むメニューなんだ。
日替わりのグリル系の料理も牛肉も豚肉もどちらも焼き加減抜群で焼いてくれてとっても美味しいんだよね。
ヴィノーブル
行く場合はぜひ予約をしていくことをオススメするよ。
あと、ここはワインバーでもあるからね。ワインもグラスワインで十分満足するくらい美味しいんだよ。常時赤も白もそれぞれ5−6種類くらいはグラスワインがあるし、お任せでお願いするとしっかり牡蠣や料理に合わせてセレクトしてくれるよ。
あと、注意点だけど、ここはワインバーだからね。ウーロンハイとか間違っても頼んじゃダメだよ。ワインが苦手な人はちょっと厳しいかもしれないね。
でも、牡蠣とワインが好きという人にとっては最高のお店だと思うよ!
ヴィノーブル
03-6441-3135
東京都港区赤坂2-11-13 コモン赤坂 1F
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
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