暑い日に食べたくなるのはやっぱり冷たいお蕎麦。
でも、ちょっと涼しくなったら食べたくなるのはやっぱり蕎麦。今度は暖かいお蕎麦ね。
さて、そんな折、江戸時代から続く更科蕎麦の名店「更科堀井」が松茸蕎麦なるものを期間限定で販売しているとのことでこれはもう行くしかないよねってことで伺ってきたよ。
この記事の目次
江戸三大蕎麦の更科蕎麦の総本家
ちなみに歴史ある更科そば。
江戸時代に長野県の「更級」村からやってきた方が、江戸の武家屋敷「保科」家に逗留し蕎麦切り(当時の江戸では蕎麦はそばがきのような形で提供されていた)を広めたところから、保科家にも配慮して更科蕎麦と命名されたみたいだ。
ちなみに飯野藩保科家の江戸上屋敷は現在の麻布十番にあったことから、麻布十番近辺に更科蕎麦のお店が多くできたみたいで、現在も更科蕎麦の御三家と言われるお店は麻布十番に集中しているのも面白い。
- 総本家更科堀井本店(麻布十番)
- 布屋太兵衛麻布総本店(麻布十番)
- 麻布永坂更科本店(麻布十番)
今回はその中でも更科堀井さんにお邪魔してきた。
昔ながらの居酒屋スタイルが残る蕎麦屋
蕎麦屋で一杯飲みながら・・・というのはきっと昔の人も大好きだったんだろう。
赤坂ビールの生を飲みながら、蕎麦を揚げたおつまみいただき、蕎麦味噌を舐める。
最高じゃないか。
そして、蕎麦屋の定番の料理もついでにいただいちゃう。
畳鰯に、シンプルな焼き鳥、そして玉子焼き。
やっぱり最高じゃないか。
手元にあった赤坂ビールはいつの間にか蕎麦焼酎の蕎麦湯割に変わって、アテはかき揚げ。
やっぱり最高じゃ・・・。
〆はもちろん松茸蕎麦
ちゃんとお店の方が蕎麦を出すタイミングで声をかけてくれということを仰ってくれたので、つまみを一通り食べ終わるタイミングで。
ドーンと立派な松茸が入ったお蕎麦が登場。
香りもしっかり香る・
何より蕎麦が美味。そしてお出汁も上質でいい感じ。
フワッと香る松茸の香りと味わいがとっても上品。
大満足。
やっぱり最高じゃないか。
総本家 更科堀井
江戸三代蕎麦といえば、更科、砂場、藪。その更科の中でも御三家の一つである更科堀井は、江戸時代を想起させる伝統的なおつまみと、間違いないクオリティの美味しい更科蕎麦を食べることができる。
最初はビール。途中から蕎麦焼酎を蕎麦湯で割って飲みながら、微かにほろ酔いのタイミングでお蕎麦をいただく。
そんな最高な時間を過ごすことができるから、蕎麦好きな方には是非一度は足を運んでもらいたいお店だ。
総本家更科堀井 本店
03-3403-3401
東京都港区元麻布3-11-4
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13001226/
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
この記事へのコメントはありません。