その日の僕らは多少高揚していたと思う。
15年以上前に業務委託で講師をしていたパソコンスクール時代の友人達と、久しぶりに船橋で集まっての宴会である。
あの頃毎週末のように飲んでいたメンバー。楽しくないわけがない。
食って、歌って、飲んで、踊って(一部)、お腹が空いた僕らはちょっとした小腹を満たすために向かったのは昔から馴染みのラーメンバー963である。
この記事の目次
日本クラムチャウダー選手権2連覇。本場米国でも部門優勝したクラムチャウダー
さて、963は船橋で行われた日本クラムチャウダー選手権で2年連続で優勝したという経歴を持つ。
参加店舗がほぼ知り合いなのも気になるところだけど、2連覇はすごい。
クラムチャウダーは二枚貝を使ったスープ。日本ではハマグリやアサリが使われることが多いクラムチャウダーだけど、本場アメリカ(クラムチャウダーはアメリカの東海岸が発祥の地と言われているよ)ではホンビノス貝(外来種で1990年代にアメリカから船底にくっついて東京湾にやってきた)を使うんだ。
そもそも船橋はホンビノス貝の水揚げが日本一だからね。
船橋漁港でクラムチャウダー選手権を開催っていうのは面白いよね。
そして、米国エドモンドで2020年2月に開催された「Clamchawder cook off」で、革新的なクラムチャウダーを決める「Cutting Edge部門」で見事優勝。
色々と苦労話もあるみたいだけど、海外でも認められるのはすごいよね。
963のクラムチャウダーを食べてみた
そんな深夜のテンションで伺った963のクラムチャウダー。
具はかなり細かく切られていて、キノコがたっぷり。貝はもちろんホンビノス貝。
そして、なんだかいい香りがする。トリュフオイルかな。ちゃんと香ってくるトリュフオイルの香りがとてもいい感じ。あとなんかスパイスの香りも。
そしてしっかり感じられるホンビノスの出汁。野菜やキノコの出汁も追加されて濃厚な味わいに変化しているのが特徴だ。うん。これは美味しい。
元々好きなんだよね。クラムチャウダー。本場アメリカで食べたクラムチャウダーも美味しかったけど、これはまた違う感じで確かに美味しい。
思わず「お代わり」しちゃった(笑)
うん。やっぱり美味しくてお代わりも完食。
これはクラムチャウダー好きにはたまらないなぁ。
ラーメンバー 963
洋食系のレストランで提供されることが多いクラムチャウダーだけど、優勝したのは船橋のラーメン屋さん。
でも、よく考えるとスープの作り方や、そういった系統の出汁の取り方はラーメン屋さんは上手なはずだからこの結果も納得。そして、963は元々ホンビノスラーメンを開発したり、新しいラーメンに昔から果敢にチャレンジしていたからね。
そんな963は、実は船橋で僕が2007年に法人として創業した一番最初のオフィスから徒歩1分位の場所にあったんだ。
僕が会社を作ってちょっとしてからお店ができて・・・「新しいラーメン屋さんできたね」ってスタッフのみんなで行った記憶がある。
ラーメン屋というよりラーメン居酒屋に近いから深夜にも気軽に立ち寄れて、うっかり〆にラーメンまで食べれちゃう素敵なお店。
船橋の深夜飯にまた立ち寄ろう。
963
050-5595-7261
千葉県船橋市本町2-27-20
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
この記事へのコメントはありません。