いろんな偶然とか出会いとかってそこらへんに転がっていて(男女の出会いに限らずの話だよ。)出会いがないって言ってる人はとりあえずその辺を飲み歩いたり、いろんな人が集うところに行ってみたらいいと思うんだ。
年間1000食以上外食しているんだけど、やっぱり新しい味わいを知りたいからどうしても行ったことがないお店に行きたい病が発病しちゃうんだけど、それでもやはりリピートしちゃうお店ってあるんだよね。
それでも年に2回とか3回くらいが多いかな。
僕の行きたいお店リストはまだ1000件以上残ってるしね。
この記事の目次
元「銀座久兵衛」の大将が握るお店
そんな中、この半年で3回ほど伺ったお寿司屋さんが、赤坂にある寿し処 寿々なんだ。
ランチもディナーも行ってみたんだけど、どちらもとても満足度が高い正統派の江戸前の握りを提供してくれるよ。
2回ほど寿々さんに通った後、実は偶然近所の小料理屋で大将の藤居さんにお会いしたんだ。その際僕と一緒にいた人が偶然藤居さんと知り合いで・・・そんなこんながあって当然すぐに次の予約もお願いしちゃうよね。
やっぱり食も出会いだと思うんだ。
あの日、藤居さんと偶然あっていなかったら、こんな風に美味しいランチにはありつけなかったわけだしね。
そんなある日のランチのおまかせ握り
そんなある日のランチをご紹介するよ。
今回はランチでおまかせ握りを頂いたよ。
とりあえず土曜日だったし昼から日本酒を頂いたよ。
店内はカウンターのみのシンプルな作り。お皿じゃなくて、カウンターに直接寿司が出てくるスタイルだよ。
シャリはとってもバランスが良い酢飯で微かな甘みが漂うんだけど、本当に微かで繊細な風味が感じられるんだ。
そして、ランチで頂けるお寿司としてはもう最高の満足度だったんだよね。
マグロはしっかり脂があって口の中ですぐにとろける。いくらは今年は「もう最後になるかも」って言ってたな。確かにこれ以降は皮が固めになっちゃうよね。そにしても、独特の甘みが感じられて美味しいな。
そして、イカはシャキッとしていて密かなねっとり感も感じられるお寿司だったよ。
ウニは2種類がちょっと時間差で登場するんだけど、これはなんか嬉しいよね。ムラサキウニとバフンウニ。
特にムラサキウニが美味しかったなぁ。爽やかな磯の香りとともに、ムラサキウニなのに結構な甘みが感じられる美味しいウニだったんだ。
真鯛はほのかな甘さとふくよかな香りが素敵だし、海老は本当は生で出てきたんだけど、生海老アレルギーなので火を入れてもらったんだけど、これがとっても美味。海老の余韻が凄まじく美味しいんだ。
上品で柔らかいけど塩のバランスがとてもいい感じのアワビに、ふわふわで口の中で旨味が爆発するアナゴ。うん。めちゃくちゃ美味しいんだよね。これ。
シメはほっこりした気持ちになれる味噌汁とネギトロでいい感じに。マグロとネギのシャッキリした感じがとてもいい感じの旨味が強いネギトロだったよ。
KIYAMA グランクリュはカカオのような味わいの日本酒
ちょっと特別に(?)出していただいたのがこちらのお酒なんだ。
佐賀県の基山商店という酒造が作ったワインのような日本酒の KIYAMA GrandCru なんだけど、ルイ・ロブションがパリの三ツ星レストランで販売するのを前提にプロデュースしたという貴重な日本酒で、シリアルナンバーがついてることからもわかるようになんと限定80本しかないという貴重な日本酒だよ。
日本だと業務用にしか販売していなくって、ロブションをはじめ数店舗でしか販売していないみたいだね。
ワインのような日本酒だけど、しっかりとお米の味がするんだよね。そして、一番特徴的なのはカカオのような独特な芳香。余韻も美しくて熟成されたワインを飲んだような複雑味のある余韻が残る日本酒だったよ。
寿し処 寿々
住所は赤坂2丁目。駅は溜池山王からすぐ近くのこちらのお店。
本格的な江戸前鮨を楽しむことができるよ。
世界の珍味を使ったり、派手なパフォーマンスが有名になったりと最近の寿司屋は結構いろんなトリッキーなことをやったりもしている(否定しているわけじゃないよ!)けど、寿々さんでは正統派の江戸前鮨を安心してしっかり楽しむことができるんだ。
ぜひ鮨好きな方は一度は伺ってみてほしいお店だよ。
寿し処 寿々
03-3586-1010
東京都港区赤坂2-9-4 1F
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
この記事へのコメントはありません。