きっかけはバンコクだったんだ。
ちょっとしたきっかけで、「バンコク行くけど一緒に行く?」って誘われて、二つ返事で「行きます。」ってな感じでさ。特に何するかもわからずに行ったバンコクで出会った方が鳥取の方なんだよね。
で、鳥取生まれの地元民のその方が言うんだよ。
「蟹なら1万円もかからないで、嫌ってほど食べれるところが鳥取にはある」ってね。
そんじゃ行ってみようってことで鳥取まで行くことにしたんだよね。
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寿司屋が出ない寿司屋で蟹尽くしコース
そうして満を辞して連れて行ってもらったのが鳥取駅から徒歩圏内の「すし銀」なんだ。
ちなみに、最初から言っちゃうとコース料理で飲み放題もついて 1人8000円だった。
ただ、子供の頃からこのお店に来ていたと言う方と一緒に来てるからね。普段からこの金額で今日のコースが食べれるかは謎なんだけどね。
刺し盛りがとにかく凄い
一番最初に挨拶代わり的な雰囲気で登場したのがこちらの刺し盛り。
まさかのこれで3人前なんだよ。
え!?メインなの?これで終わりなの?蟹じゃなくてこっちがメインだった?って思わず思ってしまうほどの量のお刺身がやってきて一同閉口。
何と言っても分厚い・・・こんな刺身は初めて見たよってくらい分厚くて、それでいて鮮度がいいもんだからすっと食べれちゃうんだよね。
親がに(セコガニ、セイコガニ、香箱ガニ)
肝心の蟹はまずは親がにからスタートだ。
いわゆるズワイガニのメスだね。知らなかったんだけど、鳥取地方では親ガニって呼ぶみたいなんだ。ちなみにセコガニ(セイコガニ)とも呼ばれているし、石川県だと香箱ガニって呼ばれてる。関東に人には香箱ガニが一番馴染みがあるかもね。
小さいけど外子(プチプチした部分)と内子がやっぱり美味しいよね。
紅ズワイガニ
続いて紅ズワイガニ。
身にしっかり甘みがあるのが特徴だけど、鮮度が落ちやすいから関東圏ではあまり見ない蟹だね。
こちらは中華風の味付けで餡がかかっていたよ。
ホジホジしながら食べるとみんな無言になるよね。
蟹の甲羅揚げ
もうこの時点で結構お腹が膨れてきたんだけど、蟹の猛攻はまだまだ続くんだ。
松葉がに
今日のメインとも言えるタグ付きの松葉がにのお出ましでやっぱり更にテンションが上がったよ。
シンプルにボイルされた松葉がにはやっぱり美味。
蟹味噌も美味しいし、身も美味。そのまま食べても、蟹の身を蟹味噌につけて食べても美味しい。
やっぱり蟹最高だ!
焼きガニ
最後は、「鍋にします?焼きにします?」と、まるで「お風呂にします?先にご飯にします?」みたいな今夜の気分はどっちでしょう的な選択肢を与えられた僕らは、鍋だとこれ以上食べれないのではないかと言う懸念を抱いたのもあって焼きガニを選択したんだけど、この選択は正しかったと思うんだ。
やっぱり焼きガニ美味いんだよね。
香ばしさと蟹の香りが更に強調される感じ。適度な焼き加減でジューシーさもありながら旨味とのバランスがいい焼き方も好きだし、がっつり焼いて水分を結構飛ばした状態の旨味強調型の食べ方も好きなんだ。
もうみんな残し気味だから、他の人の分も食べちゃうよね。
最初に刺身が出たとはいえ、炭水化物も食べないで、蟹だけでこんなにお腹いっぱいになったのは初めての経験だったよ。
まさに蟹疲れ。蟹だけでこんなに腹パンに。蟹食べすぎてこんなに疲れたのは初めての経験だったんだ。
すし銀
そんな鳥取のすし銀は地元の人からはすしを握らない寿司屋として有名みたいなんだ。
圧倒的コスパのボリュームで地元の人たちからも驚かれると言う海鮮料理のお店だよ。
今回は蟹の季節ど真ん中に行ったから蟹をがっつり食べることができたけど、そうじゃないシーズンでもその時旬な海鮮料理を食べることができるよ。
やっぱり地元の人に大切にされるお店ってなんかいいよね。
鳥取の人も、鳥取に旅行する人もぜひ行ってみて欲しいお店だよ。
すし銀
0857-27-4593
鳥取県鳥取市弥生町281-3
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
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